男性社員育児休暇について

弊社は、「男性社員も育児休暇を取りやすい」という評価もあり、日経の『働きやすい会社ランキング』でここのところ奇跡的に上位に入っています。


このような制度がある会社はいくつかあるけど「休暇明けで社内に戻れる環境があるか」という点で実際誰も申請しないというのが現状だそうで。ある意味、社内では暗黙的に否定的な扱いを受ける制度といえます。


うちの課の上司が育児休暇で1年間休んでいます。会社の歴史上5人目のようで、5人もの男性社員が育児休暇を申請している会社は他にないそうです。で、実際に上司が先日から休んでいるのですが予想していなかった反応が部内で起こっています。


女性社員やアシスタントの女性陣らから上司は「男性社員の鏡だ!」「素敵な旦那様だ!」「男として素晴らしい!」「そのような社員こそ出世すべきだ!」と奉られているのです。逆に育児休暇をとらずに平然と働いている社員は「家庭を大事にしていない」「あんな社員を旦那にもらうと大変」との目で見られ肩身が狭い思いをしています。こんな現象は想像していなかった。さらに「育児が大変な奥さんを差し置いて新橋で飲み歩いているらしい。最低。」との噂まで広げられている社員も・・・。